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膀胱結石

膀胱に石がたまる膀胱結石について

膀胱結石は、できることが珍しい下部尿路結石のうちの1つです。石の数が少なくて小さければ何の心配もいりませんが、数十個もできてしまっていたら大変です。尿のタンクである膀胱に結石が溜まってしまう、膀胱結石について解説します。

治療方法などを詳しく説明します

膀胱結石症は高齢の男性に多い傾向がありますが、数ある結石症のなかでは発症率は低いほうです。

とは言え膀胱の機能を低下させる感染症が併発したり、尿を出しにくくなったりといろいろな障害が起きるので、決して軽視してはいけません。膀胱に結石ができる原因や具体的な症状、治療方法などを詳しく説明していきます。

膀胱とは尿を溜めておく袋のこと

膀胱とは、尿管から流れてきた尿を溜めておく袋のことです。おヘソの下辺りにありますが、空っぽのときは縮んでいるため触れても分かりません。

しかし尿がたくさん溜まると膨らんでいる様子が目に見えて分かったり、「お手洗いに行きたい」という尿意が起こったりする仕組みになっています。

なお個人差はありますが、握りこぶしくらいの大きさで容量は300ml〜500mlといった所です。

膀胱結石ができる原因はいろいろ

膀胱のなかに硬い結晶ができることを膀胱結石といいます。膀胱の結石には、腎臓の結石が膀胱まで落下してきたものと、膀胱内で発生してできたものの2種類があります。

膀胱内で結石が形成されるのは、前立腺肥大症や尿道狭窄、神経因性膀胱といった疾患が原因であると考えられていますが、まれに膀胱の手術を行った後に、縫合した糸が核となって結石ができてしまうケースもあります。

なお成分的には、細菌感染が原因でできるリン酸マグネシウムアンモニウム結石が最も多くみられます。

症状は血尿だけじゃありません

膀胱結石の代表的な症状といえば、はっきりと肉眼で見ることのできる血尿ですが、他にもトイレへ行く回数が増える頻尿や、尿を出し切った気がしない残尿感といった症状も表れます。

また排尿直後に痛みを感じたり、排泄自体が難しくなったりする場合もあります。なお膀胱結石に細菌が感染すると膀胱炎を引き起こしたり、結石の慢性的な刺激により尿路感染症を引き起こしたりすることもあるので、早急な発見と治療が必要です。

結石が大きければ開腹手術をすることも

結石が10mm以下と小さい場合は、尿と一緒に排出されてしまうことがほとんどです。しかし痛みなどの症状があり、超音波検査や単純エックス線検査などで膀胱結石が発見された場合は治療を行います。

治療法は主に体外衝撃派破砕術(ESWL)や内視鏡手術、経尿道的尿管砕石術(TUL)などですが、これらの治療が困難なほど結石が大きい場合には、膀胱を切開して結石を取り出す開腹手術を施行することもあります。

ペットも膀胱結石症になる?

膀胱に結石ができるのは人間だけではありません。膀胱結石は犬や猫などの動物にもあるトラブルです。また膀胱結石は特に、乾燥した地域に住む生き物に生じやすい傾向があり、亀やイグアナといった爬虫類からも発見されることがあります。

つまり貴方が今飼っているペットも膀胱結石症に罹る可能性があるということです。ペットは人と違って言葉を話すことができませんので、食欲が無くなったり血尿が出ていたりしたら、すぐに病院に連れて行ってあげてください。

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