胆石や尿路結石でお悩みなら【ケッセキケア】
合併症

結石症が悪化するとどうなる?

結石症の悪化とは、結石が他の場所へ移動したり尿路が塞がれたりすることで、さまざまな臓器が障害されることです。結石を治療せずに放置すると、どんどん悪い状態へと進んでいき、できた場所以外の箇所も被害を受けてしまいます。それがいわゆる合併症です。ここでは胆石症や尿路結石症が引き起こす合併症について、分かりやすく解説しています。

胆石や尿路結石が引き起こす合併症

胆石をはじめとする結石は、いつまでもできた場所に留まっているわけではありません。

迷路のような胆道や尿路のいろいろな所に移動することがよくあります。また結石は何の対処もせずにいると、雪ダルマのようにどんどん大きくなり尿路を詰まらせることもあります。

結石の移動や尿路の閉塞はさまざまなトラブルつまり合併症を引き起こします。胆石症や尿路結石症の代表的な合併症、それぞれの概要をお教えしましょう。

胆石性イレウスとは胆石による腸閉塞のこと

腸閉塞には色々なタイプがありますが、胆石が詰まることで起きる腸閉塞のことを胆石性イレウスといいます。

腸が閉塞すると、食べた物が肛門へと進めなくなるので逆流してしまい、いきなり腹痛が起きて糞便臭のする内容物を吐いてしまいます。

胆石性イレウスはこのように嫌な症状が表れるまで気が付かないことが多いので、胆石が見つかったら胆石性イレウスの可能性も考えておくべきと言えます。

胆嚢炎・胆管炎は進行すると危険!

胆嚢炎や胆管炎は、黄疸や発熱などの症状が表れる胆石の合併症です。進行すると胆嚢が壊死する急性胆嚢炎も危険ですが、さらに危険なのは急性胆管炎です。

急性胆管炎の悪化した状態であるAOSCは、意識障害などの重い症状が表れて死に至ることもあります。治療は病状にあわせて迅速かつ適切に行わなければなりません。

ガイドラインに沿って診断する「急性膵炎」

膵臓が炎症をおこす膵炎は、アルコールの過剰摂取が主な原因ですが、胆石症が原因のこともあります。急性膵炎がその代表的な例であり、体を丸めてうずくまる程の激痛が起きる場合もあります。

急性膵炎は他の病気と似たような症状が表れるため、診断はガイドラインに沿って行うという特徴があります。また重症度によって治療法が異なるため、さまざまな検査を行った上での総合的な診断が必要な病気でもあります。

胆管に結石が詰まると黄疸が出る事もある

黄疸は病気ではなく、病気の一症状として表れるものです。ビリルビンという色素が増え過ぎて、眼球や皮膚などが黄色くなってしまうほか、尿の色が変化したり熱が出たりすることも多いです。

黄疸が表れる病気には色々ありますが、胆石が胆管を詰まらせる胆石症が引き起こしている場合もあります。黄疸は病気ではなく症状ですので、黄疸の改善のためには原因疾患を治療するほかありません。

胆石症の合併症の合併症、敗血症について

胆石の合併症が更に合併症を招いてしまうこともあります。その代表的かつ恐ろしいものがSIRSです。敗血症は血液中に細菌が侵入して体中に広がり、多くの臓器が機能不全に陥って、最悪の場合は命を落とすこともある病気です。

原因は非常にたくさんあるのですが、胆石の合併症である胆道感染症や腎盂腎炎が引き金となっている場合もあります。あの有名な韓流スターがかかった病気、と言ったほうがピンとくるかもしれません。

水腎症・膀胱尿管逆流症は腎臓結石が原因

尿が逆流する水腎症や膀胱尿管逆流症は、腎臓にできた結石が尿管を詰まらせることで起きるケースもあります。膀胱へ向かって流れるべき尿がダムのようにせき止められると逆流し、腎臓の機能低や尿管の細菌感染などが起きてしまいます。進行が遅いので気付きにくい病気ですが、ズキズキとした痛みや高熱が出たりしたら発症の可能性が高いです。

胆石は高脂血症(脂質異常症)のせいかも

現在では脂質異常症と呼ばれている高脂血症は、胆石の原因となる病気です。動脈硬化や脳梗塞の基礎疾患でもあるにも関わらず、何の症状も表れないという特徴があります。

発見するためには健康診断の受診といった方法しかありません。検査の結果、コレステロールや中性脂肪の値が異常に高かった人は脂質異常症の疑いがあります。

なお原因は肥満やカロリーの高い食事などですので、かからないようにするには食生活の改善が一番です。

  • <結石胆石の基礎知識>原因・仕組み・合併症・治療方法・成分
  • <胆石症>自覚症状・検査・原因・症状
  • <尿路結石症>治療法・症状・原因
  • <注意したい疾患や合併症>腸閉塞・胆嚢炎・膵炎・黄疸・敗血症・肝炎
  • <結石コラム>栄養過不足・食事・漢方薬・牛黄