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結石

結石の基礎的な知識を紹介

尿路結石症や胆石症は、泌尿器科でも1、2位を争うほど患者数の多い病気といわれています。結石は誰もが所有している可能性があり、決して他人事ではありません。ここでは尿路結石や胆石の基礎的な知識を、石ができた場所ごとに分かりやすく紹介しています。

石ができる場所や胆石の意味などを教えます

結石は発生する場所によって呼び方が異なり、それぞれに特徴があります。結石の正体を知って予防や治療を行うためにはまず、これらの大まかな概要をつかんでおきましょう。

石がどんな場所にできるかや胆石の意味などをお教えします。

尿路結石は上部と下部とに分かれます

尿が生成されてから体の外へ排出されるまでに通る器官を合わせて尿路といいます。尿路は上部と下部に分かれており、上部尿路とは腎臓と尿管を、下部尿路とは膀胱と尿道のことを指しています。

腎臓か尿管に結石ができた場合には上部尿路結石、膀胱と尿道に結石がある場合には下部尿路結石と呼んで区別します。

また石がある場所によって、腎臓結石・尿管結石・膀胱結石・尿道結石と分類することもできます。それぞれの概要については以下の通りです。

上部尿路結石:腎臓結石とは

腎臓結石とは、腎臓の腎杯や腎盂と呼ばれる部分にできる結石のことです。腎杯結石、腎盂結石という風に、結石ができた場所によって呼び方を区別することもあります。成長すると腎臓内を埋め尽くすほどになり、サンゴ状結石という状態になることもあります。

上部尿路結石:尿管結石とは

腎杯や腎盂でできた結石が尿管に落ちたものが尿管結石です。尿管には、腎盂尿管移行部、腸骨動脈交差部、尿管膀胱移行部という幅が狭くなった所が3つあり、多くの場合はここに石が詰まります。数ある尿路結石のなかで、最も激しい痛みが起こります。

下部尿路結石:膀胱結石とは

尿を溜めておくための袋状の器官が膀胱であり、膀胱結石とは膀胱に石ができることです。膀胱結石には、腎臓結石が膀胱まで落ちてきたパターンと、膀胱内で結石が発生するパターンの2通りがあります。後者の原因は病気や細菌感染などさまざまです。また、亀やイグアナなどの爬虫類にもできることがあります。

下部尿路結石:尿道結石とは

膀胱内にできた結石が、さらに尿道に下降してきたものを尿道結石といいます。女性にはあまりみられず、男性によく起こる結石症です。尿が最後に通る道である尿道に石が詰まると、尿に血が混じったり、尿が出にくくなったりなどの症状が表れます。また尿道結石症は人間だけでなく、猫や犬などの動物にも起こります。

胆道にできる結石を略して「胆石」です

結石はできる場所によって呼び方が違います。胆嚢にできたのであれば胆嚢結石、総胆管にあるのであれば総胆管結石、肝臓内の胆管にできたのであれば肝内結石といった具合です。

胆石とはつまり、胆嚢結石や総胆管結石や肝内結石を略した言葉なのです。「結石と胆石の違いが分からない」という人がいますが、この2つを切り離して考えるのは正しくありません。なお胆嚢と総胆管と肝内胆管をまとめて「胆道」と呼ぶ場合もあります。

胆石の1つ:胆嚢結石について

胆嚢結石とは、胆汁を溜めるための臓器である胆嚢に結石ができた状態のことをいいます。自覚症状が表れないことが多いため、「沈黙の石」や「サイレントストーン」とも呼ばれています。気付かずにいると危険な合併症を引き起こすので、症状が少ないからといって油断のできない胆石症です。

胆石の1つ:総胆管結石について

胆嚢でできた結石が総胆管に降りてきたものが総胆管結石です。総胆管とは総肝管と胆嚢管が合流している部分のことであり、胆汁の通り道となる管です。この部分に石が詰まって炎症を起こし、悪化してしまうと重い合併症が引き起こされるので、診断や治療は迅速かつ適切さが要求されます。

胆石の1つ:肝内結石について

肝内結石は、肝臓の内部にある胆管に石ができることを言います。胆石症のなかでも発症は稀であり、全体の約1割しかみられません。肝内結石症は治療が難しく、再発しやすいという特徴があります。肝臓でできた胆汁が一番初めに通る場所である肝内胆管が石で塞がれると、黄疸などの症状が表れます。

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